木工おもちゃのクリスマス~工房探索~

ドイツ東部に位置するエルツ地方では、高い技術を持つ職人(マイスター)のいる工房で、手作業によって伝統的な木工おもちゃが作られています。
それぞれの工房には、代々受け継がれてきた技術があり、出来上がったおもちゃには作り手の特色がはっきりと表れます。

エルツ地方の木工おもちゃは、その多くがクリスマスの風習の中から生まれました。例えばろうそくの熱によってプロペラを回す仕組みの「クリスマスピラミッド」は、19世紀はじめから作られているこの地域独特のクリスマスの飾りです。
また、クリスマスキャロルを歌う「聖歌隊」の人形や、クリスマスマーケットでおもちゃを売る子供たちの人形「シュトリーツェルキンダー」など、エルツ地方のクリスマスを語り継ぐおもちゃも作られています。

本展では、クリスマスの伝統を反映する木工おもちゃたちを工房とともに紹介します。
工房それぞの特徴や木工おもちゃが物語るエルツ地方の歴史をひもときながら、ひと味違ったクリスマスを探求します。

【展示の見どころ】
◆「クリスマスピラミッド」「パイプ人形」など同じテーマで作られる木工おもちゃを比べなが
ら、工房それぞの特徴を紹介
◆「くるみ割り人形」や「シュヴィップボーゲン」などエルツ地方のおもちゃのクリスマスにまつ
わる意外な由来とは
◆伝統的なクリスマスのおもちゃが物語る、エルツ地方独特のクリスマスの風習に迫ります。

主催者名

ムーゼの森

日時

2019年10月11日 10:00 - 31日 16:00

場所

ムーゼの森
〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町長倉182(塩沢・風越公園)

お問合せ先

(ムーゼの森)0267-48-3340

ウェブサイト

http://museen.org/blog/2019/08/26/826/

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