木工おもちゃのふるさととして知られるドイツのエルツ山地。 その小さな山間の村々では、数多くの木工おもちゃ工房が立ち並んでおり、伝統工芸として、おもちゃづくりの技術が熟練した職人たちによって受け継がれています。
代表的なおもちゃは、くるみ割り人形やクリスマスピラミッド、天使のミニチュアなどがあり、工房によって、おもちゃの表情や佇まいは実に多彩です。どのおもちゃも職人たちによってひとつひとつ愛情をこめて手作りされています。
こうしたおもちゃたちは、毎年ドイツ各地のクリスマスを彩り、贈り物や部屋の飾りとして、人々に心温まるひと時をもたらしています。
本展では、約50の工房とともに、クリスマスを彩るエルツ山地の木工おもちゃを一堂に展示します。各工房の特色や技巧、モチーフの背景などをひも解きながら、エルツ山地のクリスマスをご紹介します。また、開館20周年を記念し、いくつかの工房からお寄せいただいたメッセージや制作過程の写真も展示します。ちいさな山間から届けられた木のぬくもりあふれるクリスマスをどうぞお楽しみください。
主催者名
エルツおもちゃ博物館・軽井沢、ピクチャレスク・ガーデン
日時
2018年12月01日 10:00 - 31日 16:00
場所
ムーゼの森軽井沢絵本の森美術館〒389-0111長野県北佐久郡軽井沢町長倉182(塩沢・風越公園)