万国博覧会より早く、ジャポニズムにも先駆け、ヨーロッパにおける日本展示はすでに始まっていました――江戸時代、2度にわたり来日のうえ膨大な日本コレクションを形成したシーボルトは、このコレクションを駆使した日本博物館を構想し、その実現に生涯をかけました。
近代博物館、あるいは民族学が生まれつつあった19世紀なかばのヨーロッパで、いったい彼はなぜ、そしてどのように日本を見せようとしていたのでしょうか。
没後150年を記念した本展では、シーボルトが構想した「日本博物館」の再現を試みます。ミュンヘンから里帰りした約300点の作品から、「日出る国」に魅せられた男の「日本」を再構成します。
主催者名
公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館、朝日新聞社
日時
2016年09月13日 09:30 - 30日 17:30
場所
江戸東京博物館東京都江戸東京博物館 1階特別展示室 (東京都墨田区横網1-4-1)