アン・ヴォルフ アンダンテ

アン・ヴォルフは、1937年にリューベック(ドイツ)で生まれ、ドローイングやビジュアル・コミュニケーションを学んだ後、1960年からコスタ・ボダなどスウェーデンのガラス会社でデザイナーとして活躍しました。1978年の独立後、自身のガラス工房を設立し、現在はスウェーデンを拠点として精力的に活動しています。

作家は初め、ガラスのボウルや板の中に、私的な物語や生活道具をモチーフとする作品を制作しますが、その後、女性の顔や身体へと目を向け、ガラスと異素材とを組み合わせる立体作品を生み出します。さらに人間の頭部、あるいは体のかたちや表情をとらえ、ガラスや金属を鋳造して造形する彫刻作品を展開し、近年では、人生における“時”を階段に見立てた作品の制作を試みています。この一方で作家は、勢いのある筆触で身体を描く絵画作品の制作にも取り組んでいます。

作家の作品表現は、時代に応じて豊かな広がりと変化を見せますが、その創作の根幹には、自身の人生や女性としてのあり方、人間の本質への探求が存在します。ヴォルフの作品を前に私たちは、人間の持つ多様な側面や、人生における時の流れを強く意識することになるでしょう。

本展では、自身の造形を探求し始めた初期から現在に至るまでの作品約50点を展示することで、作家の創作活動の歩みを紹介します。

主催者名

富山市ガラス美術館

日時

2017年07月22日 09:30 - 31日 18:00

場所

富山市ガラス美術館
富山県富山市西町5番1号

お問合せ先

076-461-3100

ウェブサイト

http://toyama-glass-art-museum.jp/exhibition/exhibition-1499/

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