ティムとヤンのドイツ語講座 (143): etwas an die große Glocke hängen

二人の会話

Tim: Du glaubst es nicht, aber ich habe endlich meinen Führerschein bestanden…
Jan: Das sollten wir feiern. Ich rufe ein paar Freunde an und wir gehen in die Kneipe.
Tim: Nein, nein, ich will das nicht an die große Glocke hängen. Schließlich bin ich schon zwei Mal durchgefallen.

わからない単語があったら調べてみよう! → 和独辞典

解説

„etwas an die große Glocke hängen“(…を大きな鐘に掛ける)とは、「…をあちこちに言いふらす、吹聴する」という意味。今のように通信手段が発達していなかった時代には、特に地方では、重要なことがあったときに教会の鐘を打ち鳴らして住民に知らせました。中世にさかのぼると、裁判を行う人民集会を開催するときも鐘を鳴らしたそうです。ティムは2回も試験に落ちて、やっと運転免許(Führerschein)をとれたので、あんまり派手に言いふらされて友だちから祝福されるのも、ちょっと恥ずかしいんでしょうね。

なんとデアディダスの「ティムとヤンのドイツ語講座」が三修社から出版されました!
本書にはこれまでサイトで紹介されてきた180個すべての慣用表現や俗語的表現が掲載。ティムとヤンの会話も日本語訳され、解説もより充実し、さらにわかりやすくなりました。QRコードを読み取れば、簡単にビデオにもアクセスできて、2人の会話を何度でも繰り返し聞くことができます!
デザインもティムとヤンにぴったりなポップで楽しい仕上がりになっています。

ティム・ペータース (Tim Peters)
ドルトムント生まれの25歳。シンガーソングライター。すでに7歳の時からテレビに出演。
大の日本食好きで、週に一度はデュッセルドルフにある日本料理店『NANIWA』に行き、寿司や味噌汁、うどんなどを食すのが習慣。もっとティムについて知りたい人は彼のYouTubeチェンネルFacebookページを覗いてみてください。PVの他にも、7歳の時のティム秘蔵映像を見ることができます。

ヤン・オーバーハウス (Jan Overhaus)
ミュンスター近くの小さな街で生まれ育つ。現在28歳。大学で電子工学を学ぶも、その長身でクールな顔立ちからファッションモデルとしてキャリアを積む。最近では俳優としても活躍している。大学で第二外国語に日本語を選択したことから、片言の日本語が話せる。もっとヤンについて知りたい人は彼のFacebookページを閲覧してみてください!

監修

赤坂桃子
上智大学文学部ドイツ文学科卒。ドイツ語・英語翻訳者。訳書にM・ボルマン『希望のかたわれ』『沈黙を破る者』、M・ローゼンバッハほか『全貌ウィキリークス』、H・クリングバーグ『人生があなたを待っている──『夜と霧』を越えて』、L・ザイヴァート『いそぐときほど、ゆっくりと』など多数。

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