ホワイトチョコレートの誕生以来80年、新種が登場しなかったチョコ界に、ついに「第4のタイプ」のチョコが現れた!

チューリッヒにある業務用チョコレート会社バリーカレボー(Barry Callebaut)が、9月に開かれた上海のイベントで、ベリー風味で、魅惑的なピンク色をした新フレーバー、「ルビー」を発表した。

「なんだ、そんなチョコレートたくさんあるじゃないか」ということなかれ。「ルビー」は、着色なし、果実や香料の添加もなしの、チョコレートそのものが天然の赤みがかったピンク色のチョコレートなのだ。

そのため「ルビー」はダーク、ミルク、ホワイトに続く、「第4のタイプ」のチョコレートと位置付けられる。ネスレがホワイトチョコを世に送り出したのが80年以上前のことというから、チョコ界にとっては待ちわびていた“新種発明”だと言っていい。

ルビーチョコの原料は、世界中の産地から取り寄せた「ルビーカカオ豆」だ。約10年にわたる研究開発を経て、この豆が持っている独自の風味と色を最大限に引き出す 「アンロック」という特殊製法を生み出し、ようやくルビーの秘密にたどり着いたのだ。なお、詳しい「アンロック」の製法については、企業秘密のため明らかにされていない。

出典: © Barry Callebaut

そのお味はというと、ベリーのような果実感と甘美な滑らかさのバランスが、感覚に訴えるという。色だけでなく味も魅惑的のようだ。

出典: © Barry Callebaut

スイスのチョコレートメーカ ー、バリーカレボーが 10 年以上の歳月をかけて開発に成功したルビーチョコレート。一刻も早く食べてみたいと、世界中のチョコレート・グルメファンが待ちわびていたところに朗報!

出典: © Nestlé Japan

ネスレ日本が世界に先駆けてバリーカレボーから先行独占販売権を獲得。2018年1月19日から「キットカット ショコラトリー」の常設 7 店舗と通販、そして バレンタインデー用に全国約 80 ヶ所で展開される期間限定のポップアップショップで購入することができる。

出典: © Nestlé Japan

ネスレの独占販売期間である6ヶ月間が過ぎれば、他社からもルビーチョコを使った商品がたくさん発売されるだろう。どんなルビーチョコ商品が店頭に並ぶようになるのか、今から楽しみだ。