ティムとヤンのドイツ語講座 (90): in den sauren Apfel beißen (müssen)

二人の会話

Tim: Ich habe mich für ein Praktikum bei dieser bekannten Internet-Firma beworben. Leider gibt es dafür kein Geld.
Jan: Da musst du wohl in den sauren Apfel beißen. Ein Praktikum bei dieser Firma auf dem Lebenslauf sieht einfach gut aus.
Tim: Was tut man nicht alles für die Karriere…

わからない単語があったら調べてみよう! → 和独辞典

解説

„in den sauren Apfel beißen (müssen)“(酸っぱいリンゴをかじる)は、「仕方なく嫌なことをする」という意味。同じ食べるなら、甘いリンゴの方がいいですが、状況によってはそうせざるを得ないことってありますよね。マルティン・ルターが書簡でこの表現を使ったといいますから、古くからある定型句のようです。類似の表現に“eine Kröte schlucken“(ヒキガエルを飲みこむ)というのがありますが、「嫌なこと」の比喩としては、こっちの方が強烈ですね。かなりの覚悟が必要です。

なんとデアディダスの「ティムとヤンのドイツ語講座」が三修社から出版されました!
本書にはこれまでサイトで紹介されてきた180個すべての慣用表現や俗語的表現が掲載。ティムとヤンの会話も日本語訳され、解説もより充実し、さらにわかりやすくなりました。QRコードを読み取れば、簡単にビデオにもアクセスできて、2人の会話を何度でも繰り返し聞くことができます!
デザインもティムとヤンにぴったりなポップで楽しい仕上がりになっています。

ティム・ペータース (Tim Peters)
ドルトムント生まれの25歳。シンガーソングライター。すでに7歳の時からテレビに出演。
大の日本食好きで、週に一度はデュッセルドルフにある日本料理店『NANIWA』に行き、寿司や味噌汁、うどんなどを食すのが習慣。もっとティムについて知りたい人は彼のYouTubeチェンネルFacebookページを覗いてみてください。PVの他にも、7歳の時のティム秘蔵映像を見ることができます。

ヤン・オーバーハウス (Jan Overhaus)
ミュンスター近くの小さな街で生まれ育つ。現在28歳。大学で電子工学を学ぶも、その長身でクールな顔立ちからファッションモデルとしてキャリアを積む。最近では俳優としても活躍している。大学で第二外国語に日本語を選択したことから、片言の日本語が話せる。もっとヤンについて知りたい人は彼のFacebookページを閲覧してみてください!

監修

赤坂桃子
上智大学文学部ドイツ文学科卒。ドイツ語・英語翻訳者。訳書にM・ボルマン『希望のかたわれ』『沈黙を破る者』、M・ローゼンバッハほか『全貌ウィキリークス』、H・クリングバーグ『人生があなたを待っている──『夜と霧』を越えて』、L・ザイヴァート『いそぐときほど、ゆっくりと』など多数。

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