アルプスの草原をバックにリラックスしてベンチに座るオバマ首相。その前で両手を広げ何やら熱心に話しているメルケル首相。二人は一体何について話しているのか - 想像力をかきたてられた人たちが次々と画像を加工しツイート。その一部をお見せしましょう。

アルプスの美しさに心奪われお尻をあげようとしないオバマ大統領にメルケル首相はこう言ったのでは…?「我が息子よ!いつの日かすべてが君のものになるのも夢じゃないじゃない!」

メルケル首相はドイツで”Mutti”(モティ ← ママというより更に親しみ感あり)と呼ばれている。そのママに、もう歩くのはイヤだと、だだをこねている息子オバマ氏というシチュエーション。「こんなところで休憩はダメよ。あなたがもうついてこないっていうなら、ママ1人で行っちゃうわよ」

大きく広げた両手?何かあったわよね。そうハリウッド大作「タイタニック」。レオナルド・ディカプリオに後ろから支えてもらえば完璧ね。タイタニックのヒロイン、ローズ役になりきってメルケルさん一言どうぞ「私が世界の女王よ」

「約束してくれたポニーはどこなの!?」素敵なお土産も持たずに手ぶらでドイツにやって来たオバマ氏に文句を言うメルケルさん。

こんな解釈もありでしょ。支持率の低迷が続くオバマ氏に首相3期目のメルケル氏が自慢げに言う「私はまだまだこ〜んなに長く首相をするのよ」と。

またはこんな話だったのではとつぶやく人もいる。会場のエルマウから遠く離れた場所でしか抗議活動を許可しなかった今回のG7。抗議デモの喧噪もなくアルプスの草原風景をこうやってのんびりと堪能できるのもメルケル氏の賢明な判断があってこそのことだとアピールしているのではという発想。「想像してみて! ここにわんさかデモ参加者がいたとしたらどうする!?」

アルプスと言えば、「アルプスの少女ハイジ」。「みなさん、こちらよ」ハイジと山羊のシロが主要国首脳らを道案内するというシチュエーション。

「アルプスの少女ハイジ」は世界中の国々で愛され吹き替え放送された日本のアニメ。興味深いのは、アルプス地方が身近な存在であるスイス、ドイツ、オーストリアでも絶大な人気を誇っていたということ。これは、宮崎駿氏などが参加した約1年間に及ぶ現地調査がいかに詳細に行われたかを物語っている。